{{tag Chiptune,電子工作}} PowerPakが某オバマランドから空輸されてきた。 というわけで早速動かしてみよう。 (PowerPakはNES(海外ファミコン)用のマジコン。NSFの再生もできる、と。) PowerPakをNES→FC変換アダプターを介してニューファミコンに接続。 アダプターは[この辺|http://bakutendo.blog87.fc2.com/blog-category-13.html]を見て修正、改造してある。 適当にNSFをPowerPakに入れて ニューファミコンの音声出力を確認。 高音が異常にきつい。 ローパスフィルターが全然入っていないようだ。 というわけで、ローパスフィルターを作成。 時定数75μsのRCローパスフィルターだ。 これによって、普通のファミコンと同等の音質を得られる。 めんどくさいね。 テレビ(地上波アナログ放送)の音声は、ノイズ対策のために 高周波を持ち上げる(プリエンファシス)→放送局から送信 →テレビで受信→高周波を削る(ディエンファシス) という流れをとっている。 普通のファミコンはこれを逆手にとって 高周波をいじらず送信→テレビで受信→高周波を削る とすることで、高音域のバランスを調節している。 ニューファミコンの場合は、ファミコン、テレビのどちらも高周波を削ってくれないので 自分でローパスフィルターを用意する必要があるというわけだ。 「時定数75μsのRCローパスフィルター」は「高周波を削る(ディエンファシス)」に相当している。 ファミコンの画面は、MTU2400Fを介してPCで確認する。 そして録音。 (・∀・)イイ!! これでエミュのいい加減な音と戦う必要はなくなった。 あとは…曲を作れ。以上。 ----