PowerPakが某オバマランドから空輸されてきた。
というわけで早速動かしてみよう。
(PowerPakはNES(海外ファミコン)用のマジコン。NSFの再生もできる、と。)
PowerPakをNES→FC変換アダプターを介してニューファミコンに接続。
アダプターはこの辺を見て修正、改造してある。
適当にNSFをPowerPakに入れて
ニューファミコンの音声出力を確認。
高音が異常にきつい。
ローパスフィルターが全然入っていないようだ。
というわけで、ローパスフィルターを作成。
時定数75μsのRCローパスフィルターだ。
これによって、普通のファミコンと同等の音質を得られる。
めんどくさいね。
テレビ(地上波アナログ放送)の音声は、ノイズ対策のために 高周波を持ち上げる(プリエンファシス)→放送局から送信 →テレビで受信→高周波を削る(ディエンファシス) という流れをとっている。 普通のファミコンはこれを逆手にとって 高周波をいじらず送信→テレビで受信→高周波を削る とすることで、高音域のバランスを調節している。 ニューファミコンの場合は、ファミコン、テレビのどちらも高周波を削ってくれないので 自分でローパスフィルターを用意する必要があるというわけだ。 「時定数75μsのRCローパスフィルター」は「高周波を削る(ディエンファシス)」に相当している。
ファミコンの画面は、MTU2400Fを介してPCで確認する。
そして録音。
(・∀・)イイ!!
これでエミュのいい加減な音と戦う必要はなくなった。
あとは…曲を作れ。以上。